こんにちは「なかさこ接骨院」中迫です
6、7日と研修会に参加してきました
6日は小田原にて岩井研究会
7日は永田町にてCES・MET療法士講習会でした
岩井研究会はこれからの接骨院についてや手技による頸肩腕症候群治療、Drによる外用薬についての講習でした
CES・MET療法士講習会は午前中に都立駒込病院 脳神経外科部長 篠浦伸禎先生の講習でした
その中でデフォルト・モード・ネットワーク(以下DMN)とストレスについての話が非常に勉強になりました
DMNとは何もしていないときに(ぼんやりしているとき)に働く脳のネットワークです
脳が使うエネルギーの割合は意識活動5%、脳細胞の維持・修復20%、DMN75%です
睡眠時とはまた違います
人が意識して何かをしているときはDMNは低下し、何もしないでぼ~っとしているときに活動が高まるそうです
現在DMNが統合失調症、うつ病、認知症、自閉症、ADHD、慢性疼痛と深い関係があると言われています
過剰に働いたり、活動が抑制されたり高齢になるとDMNがほとんど無くなっているかたもいるそうです。またDMNのON・OFFがうまく行えないかたもいるそうです
DMNの働きはいくつか説があり
①自己意識 自分について考える(自分について悩む思春期はDMN高まるそうです)
②見当識 自分がどこにいてなにをしているかという情報
③記憶
DMNの機能を高めるためには
①昔からいいと言われているもの 運動、コーヒー(昔は飲み過ぎはよくないといわれていたが今は身体にいいそうです)、ハーブティー、お茶
②人間学 心の持ち方
③瞑想 目をつぶって深呼吸(ぼ~っとすることです)
インターネットやスマホをやり過ぎるとDMNの機能低下してしまいます
脳が休むべきところで働きすぎているのです
慢性疼痛のかたは無意識に過去の失敗をくよくよ悩んだりこの痛みは取れないじゃないか?と不安を感じてネガティブな思考が負のループになってしまうのです
脳を休ませてあげてください
みなさんも一日のなかでぼ~っとする時間作りましょう!
当院のBFI治療は徒手によって脳の機能を高めているのではないかと考えています
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